スワップ金利って何?

スワップ金利(ポイント)の概要

このページでは、外国為替証拠金取引のスワップ金利(ポイント)について解説をします。

FX(外国為替保証金取引)などのサイトを見ると、よく「スワップ」という文字をよく見ます。

「スワップ」って何でしょうか?

外国為替証拠金取引(FX)では、保証金を元手に投資を行うのですが、投資家がポジション(例えば、「ドルの売りで円の買いを10万ドル」 など)を買った場合には、形式上、投資家はドルを10万ドル借りて、ドルを売り、円の買いを入れていることになっています。

その際、ドルを借りて、買った円を外国為替証拠金取引(FX)業者に貸した状態になっています(例えば、先ほどの例だと、 投資家は買った円を外国為替証拠金取引(FX)業者に貸した状態になっています)。

そして、この貸し借りに、それぞれ金利が付くのですが、この金利差がスワップ金利 (ポイント)となります。

(例)米ドルが5%、円が1%の時にドルを1万ドル分「買い」を入れた。
(1ドル=100円とする)

円を借りて、円を売り、ドルを1万ドル買う。その一万ドルを業者に貸す。
借入金の金利 : 100万円×1%=      -1万円
貸付金の金利 :1万ドル×5%=500ドル  (=5万円)
                          +4万円


この4万円がスワップ金利(ポイント)となり、この場合は、1万ドルの買いを入れた人がこの金利を手にすることになります。

このスワップ金利(ポイント)は、ドルが上がろうが下がろうが必ず毎日得られる利益(金利) です(もちろん、「売り」 を入れている場合は、決済しなくても失っていく損失となります)。

株は、持っているだけでは、年に1回の配当金以外は何ももらえませんが、外国為替証拠金取引(FX)はドルを持っているだけでも、 毎日スワップポイントが得られるということになります。

これが外国為替証拠金取引(FX)の儲け方の特徴です。

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スワップ金利で儲かる理由

さて、このスワップ金利(ポイント)は、二カ国間の金利を比較した差で決まるということでしたが、 今の日本の金利はどうなっているでしょう?

答えは、超低金利です。日本銀行が銀行間の貸し借りの金利を誘導することで、 わが国の金利政策を決定しているのですが、その金利(無担保コール翌日物金利)は、0.25%と歴史上稀に見る超低金利状態が続いています。

一方で、各国の金利の比較はどうなっているでしょうか?(2006年11月末現在)

米国        5.25%
ユーロ       3.25%
英国        5.00%
カナダ       4.25%
(出典:外務省)

高いですね。というかこれが普通なんですが。

これは、今は、日本円とこれら各国の通貨の金利は比較すると差がデカい、つまり、

今は、 歴史上稀にみるほどスワップポイントがデカい

ということになります。

例えば、各通貨のスワップ金利(ポイント)の比較はこんな感じです。

米ドル/円   161円/1日
ユーロ/円   139円/1日
豪ドル/円   144円/1日 
ポンド/円    315円/1日
NZドル/円   159円/1日
(2007年1月現在)

これらは1万通貨単位(例えば1万ドル)を持っていれば、手に入る金額です。

例えば、

米ドル1万ドルを一ヶ月持っていれば、161円× 30日= 4,830円
米ドル1万ドルを一年持っていれば、 161円×365日=58,765円

となり、証拠金を10万円だとすれば、年利約59%!の運用となります。 これは売り買いで手に入るわけではなく、ただ持っているだけでもらえるのです!

(もちろん、これ以外のリスクは当然存在します。 それについては 「外国為替証拠金取引(FX)のリスク」 をご覧下さい。)。

これが、今が歴史上稀に見る外国為替証拠金取引(FX) で儲けられる期間だと言われている理由です。

※厳密には、スワップは金利ではありません。ロールオーバー(1日の終わりに行う翌日への繰越処理) の際に行う為替スワップ取引の直物と先渡の価格差で決まるものです。したがって、スワップポイントと呼ぶのが正しい言い方です。しかし、 二国間の金利差を主な要因として生じるものなので、金利と考えたほうがわかりやすいのでここではそのように説明しました。